GARMIN Varia RCT715 レビュー インプレ ロードバイク初心者にもおすすめか?

ロードバイク初心者のマーサです。

ガーミンからカメラとテールライトを内蔵したリアビューレーダーが発売されました!早速実走してみたので初心者目線でレビューしたみたいと思います!

走行距離40kmほどの6/20ファーストインプレッションです。
6/24走行距離150kmのレビュー更新。

わかりやすいように適宜画像や動画を追加していきますね!

一定の条件下だといい製品

まず結論から書きますと、下記の条件下だととてもいい製品だと思いました。

  • 片側1車線の場合
  • 通り過ぎる車両と車両の間隔がある程度空いている場合
  • 複数車線の道路でも交通量が少ない場合
  • 一日中などロングライドではない場合
  • 比較的明るいうちに走る場合
  • そんなに高速巡航しない場合

肝心のカメラはどうか

6/20これは思ったよりも画質は鮮明で録画を見ても通り過ぎる車両のナンバーは読み取れるレベルでした。

6/22昼間の走行でやたら近くを追い越すヴェルファイアがいましたがナンバーは全てばっちり見えてました。

ただブレ補正がついてないらしく結構揺れて見えます。

Variaアプリからスマホにダウンロードしたままのデータです。

夜の場合には車種や色は判別出来るかもしれないがナンバーは読み取ることができませんでした。

総合的にもアクションカメラ代わりという訳にはいかないと思います。そもそもずっと後方しか映ってませんし。

音声も入りますが風切り音がすごいです。

Variaアプリからスマホにダウンロードしたままのデータです。

レーダーはどうか

これは上記にも書いてますが片側一車線で交通量少なめだとだいぶ精度が高いです。だいぶ後方から感知してくれますし通り過ぎるタイミングもほぼバッチリでした。

ただし片側一車線でも連続で車が通り過ぎる場合や、複数車線の場合だとほぼ使えないかもしれません。

なぜかと言うと通り過ぎる車がどの車線を走っているのかはわからず、連続で車が通り過ぎる場合には表示が漏れている場合があるからです。

市街地ではほぼ使えないと言ってもいいでしょう。

6/23ただし1つすごいいい点があって同行者のサイコンもGARMINの場合、レーダーの表示が同時に表示されるのでこれは相当いいのではと思いました。

6/24アワイチを走った時、片側一車線で交通量少なめだったのでレーダーはとても役立ちました。ほぼ正確に感知してくれてとても安心して走行できました。

追い越すタイミングを見てすぐ後ろで走行している場合にはレーダーから消えるので要注意です。(自分より10km/h以上のスピードで走る車両を感知するからです。)

6/29妻と淡路島を少し走った際に同時にレーダーが表示されているので二人ともすごく安心して走行できました。

2023.8.29追記

ごく稀にレーダーが感知しない場合があり、やはり目視での確認は必ず必要だなと思いました。

あとはやはりギリギリを追い越していく車が一定でいるので、ダサいですが録画中!というステッカーか何かを背中に貼っておくとかなりの抑止力になると思われます。。

lameda

ライトはどうか

これはなかなかいいかもしれません。

と言うのもレーダーで車を感知している場合には速い点滅でドライバーに注意を促し通り過ぎると点灯に戻るというのがなかなか優秀だと思いました。(上記夜の動画18秒あたり参照)

明るさなどはまた後日に妻のロードバイクにつけて検証してみたいと思います。

あとカタログではナイトフラッシュモードとデイフラッシュモードがあるらしいですが、試してみたらどちらかしか使えないようでした。これは問い合わせが必要ですね。

バッテリーはどうか

これはまだ完全に検証できてませんが市街地ではなくてレーダーが感知した時だけ録画をするというモードにしておけばカタログ以上に持つのでは?と感じています。画質は1080Pと720Pを選べて720Pの方がバッテリーが持つようです。

一日中などのロングライドの場合は不安がありますのでモバイルバッテリーかリアライト予備が必要かもしれません。

6/22走行時間(起動している時間)1:45で大体残りが70-75%くらいでした。(ライトはオートでカメラはレーダー感知時のみ録画。交通量が多い市街地を走行時)

ということは単純に6~7時間は持ちそうです。交通量が少なく、あまりレーダーが感知しない(録画をあまりしない)場合だともう少し持ちそうです。となると走行時間にして8時間くらいはいけるのか?

休憩など考えると朝出かけて夜までは持つかもしれません。

6/24アワイチで走行時間6時間20分くらいで残りバッテリーが5%ほどでした。(レーダー感知時のみ録画、テールライトはオン)

以下、GARMINカタログ情報です。

最大4時間(点灯モード+録画オン)
最大6時間(点灯モード)
最大5時間(プロトンモード+録画オン)
最大4時間(ナイトフラッシュモード+録画オン)
最大6時間(デイフラッシュモード+録画オン)
最大10時間(デイフラッシュモード)
最大6か月(スタンバイモード)

GARMIN オフィシャルサイト

本体はだいぶ大きくて重い

rct715本体

通常のリアライトに比べるとだいぶ大きく感じます。重量もそれなりです。

ただ見慣れると何も思わなくなりそうな気もしてきてます。通常のリアライトと見比べるとやっぱり大きいなと。

カメラとライトとレーダーが搭載されているので現状では仕方ないかもしれません。以下、GARMINカタログ情報です。

サイズ:106.5 x 42.0 x 31.9 mm
重量:147.0 g

GARMIN オフィシャルサイト

Edgeとの連携はどうか

私はEdge830を使っていますが連携するの自体はとても簡単にできてレーダーの表示はスムーズです。

また、ウィジェットを使えばEdge側でテールライトを操作できたり、Edgeを起動するとライト点灯したり消灯したりでき、一見便利に見えます。

ところが困った点が1点。

6/20試走の休憩時にEdgeをスリープにするとテールライトも消灯し、あら便利!と思ったら録画だけずっと継続してるではありませんか。

となるとどのみち手動で電源を落とさないとバッテリーがすぐなくなってしまう。

そしてライド再開する際は手動で電源を入れることになるので、連携の意味があるのかな??

と思いました。

もしレーダーが反応した時のみ録画するモードであればそんなことはないかもしれませんので後日検証してみたいと思います。

6/22レーダーが反応時のみ録画モードにするとedgeをスリープにすればライトも録画も停止しました。フロントのライトもGARMINにすればサイコンをスリープか起動するだけで前後のライトも自動で連携という素敵なセッティングが・・・。

Varia アプリはどうか

これはなかなかスムーズに使えるかなという印象です。

録画されたデータを選んでストリーミングするかダウンロードするかで視聴が可能です。

また、録画するクリップを30秒から最長5分と選択ができるので、この辺りは自分の便利な長さにするのがいいかもしれません。

Edgeを持ってなくてもスマホでレーダーを見れますがスマホの電池の減りが心配になりますのでやはりEdgeか対応してるサイコンで使うのがいいでしょう。

高速巡航の時は

サイコンを見る余裕がないです。車両がきてなくて感知した場合はアラートで音が鳴りますが後続が続いている時は音のアラートは鳴りません。

なのでedgeの画面を見て判断するのですが、35km/h以上で巡行する場合は私の場合は画面を見る余裕がないので結果いつ追い抜かれるのかわかりません。

信号で停止の前後

後続車をレーダーで感知、でも信号で停止すると危険は去ったと表示。

青になり、走り始めた時はすぐ後ろにいる車は感知せずとなります。あくまでも自分より速いスピードでだいぶ後方より近づいてくるものがある時に反応するようです。

自転車でも10km/h以上速ければ感知します。

まとめ

  1. 一定の条件下だとあり
  2. カメラは昼間だとあり
  3. レーダーは市街地は使えない
  4. ライトはなかなかいい
  5. バッテリーはやや短いから不安が残る
  6. 本体は重くて大きい
  7. Edgeとの連携は一応スムーズ
  8. Variaアプリは使い勝手は悪くない
  9. 高速巡航の場合は画面を見る余裕はない

lameda